出雲崎町の交通死亡事故ゼロ4,000日達成への多大なる貢献が認められ、3月22日(月)、出雲崎町の小林則幸町長から本学へ感謝状が贈呈されました。
この取組の中心的な役割を担っている教育学部の村山准教授は、長年の地域活動により培った地域住民との関係を基盤に、出雲崎町をフィールドに日産自動車との共同研究によるトリトン・セーフティ・イニシアティブを実施しています。この活動では、誰一人取り残さない安心安全なまちづくりを目指し、①安全なまちづくりのための基礎データを収集する「地域住民の運動機能調査」、②地域全体を巻き込んで交通安全に対する意識を高めることを目指す「おもいやりライトアクション」、③交通安全をキーワードに地域と大学生との交流機会をつくり子どもの交通被害ゼロを目指す「オンラインブランチキャンパス」をはじめ様々な取組を展開しています。
贈呈式にて、小林町長は「出雲崎町が目指す安心・安全なまちづくりに大きく貢献された。これまでのご尽力に心から感謝申し上げたい。」と述べ、牛木学長から「出雲崎町の皆さんが新潟大学を受け入れてくださり、こうした活動を展開できることに感謝している。」と謝辞がありました。
本学は、今後も交通弱者らに寄り添い、交通死亡事故ゼロや誰一人取り残さないダイバーシティ交通社会の実現を目指し取り組んでいきます。
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