我々の研究室では、健康な社会を築くための仕組み構築を研究の柱として、健康社会デザイン、応用健康科学の分野で研究を進めています。
運動解析班は筋電図、フォースプレート、ビデオ画像解析、脳波計などを用いて運動における様々な事象を捉えながら解析を行っています。
社会調査班は、県や市など行政からの受託研究や民間企業・団体からの依頼に基づく調査を行っており、平成27年度からは新潟県警との交通安全プロジェクトも実施しています。
これら研究は全て健康的な社会基盤の整備と仕組み構築に向かいまず。研究室を卒業した院生らは教育現場・病院・企業など幅広い分野で活躍しており、研究を通じて実社会に向けた教育を行っています。
研究室学生数
平成21年度の研究室開設から今日に至るまで、個性豊かな学生たちが知識を深め、人間力を高めて修了していきました。修了生のなかには大学教員になった者もいます。教育学研究科に所属していた院生たちは多くが教員になりました。平成30年度からは院生は現代社会研究科(現社研)への所属となり、令和3年度からは自然科学研究科(自然研)に所属する院生も増え、様々な分野で活躍する人材が進学しています。
博士後期(D)
2022年(令和 4年度) 4
2021年(令和 3年度) 4
2020年(令和 2年度) 5
2019年(令和 1年度) 4
2018年(平成30年度) 4
2017年(平成29年度) 4
2016年(平成28年度) 4
2015年(平成27年度) 2
2014年(平成26年度) 1
2013年(平成25年度)
2012年(平成24年度)
2011年(平成23年度)
2010年(平成22年度)
2009年(平成21年度)
博士前期(M)
12
12
4
8
9
10
9
6
5
4
3
1
学部4年生(B4)
14
14
12
7
5
6
6
6
8
4
5
6
3
3
学部3年生(B3)
8
11
10
工学部3年生は後期から配属されます。
卒業生の進路実績
教育関係:大学教員、専門学校教員、高校教員、中学校教員、小学校教員、保育園
官公庁:経済産業省、福島県庁、秋田市役所、北海道恵庭市役所,長岡市役所
新潟県警察、消防署(長野市)、郵便局(長岡市)、銀行(第四銀行、群馬銀行)
メディア関係:NST新潟総合テレビ、BSN新潟放送、福井テレビジョン
運動指導関係:新潟県健康づくりスポーツ医科学センター
医療機関:新潟市内病院、福島県内病院
日本赤十字社
株式会社小賀坂スキー製作所
本田技研
海外:米国大学院進学、JICA青年海外協力隊
一緒に研究しませんか
担当教員からご家族皆様へのメッセージ
研究室担当教員の村山です。
現在、学生を預けて頂いているご家族の皆様へ。
あんなに小さかった我が子があっという間にここまで成長し,気付いたらもう大学生です。本当にあっという間です。振り返ってみれば,子どもの成長と共にいろんなことがあったことを思い浮かべるのではないでしょうか。ちっちゃなとき,つまずいて転んで怪我したこと,お父さん大好き!お母さん大好き!って満面な笑顔で抱き着いてきてくれたこと,運動会や文化祭で一生懸命に頑張っている姿,たまには親子げんかもありました。そのひとつひとつの全てが宝物の時間です。そんな子どもたちがもう大学生です。あっという間です。そして子どもの成長と一緒に自分自身が成長してきたことも改めて実感させられます。子育てなんて分からないことだらけ。考えて,悩んで,書物を読んで調べてみたり,友達や先輩に相談してみたり,とにかくやってみては失敗したり。
きっと子どもたちはそんなお父さんやお母さんの背中を見てきたのだと思います。決して口にはしませんが尊敬しているはずです。だからこそ,今この研究室では,自分で考えて,悩んだら調べて,仲間や先輩に相談したりチャレンジしたりしています。お父さんお母さんがやってきたこを,子どもたちも別のステージで同じように挑戦しています。決して口にはしませんが,きっと子どもたちの行動の原動力には家族の存在と一緒に過ごしてきた時間にあるのだと思います。そして大人であろうが子どもであろうが,成長することのその過程が大切だということを,私から学生たちに伝えていくことを心がけています。
安心して下さい。みんな一生懸命やっています。時間を大切に使っています。そして成長を感じます。なにより表情が良いです。今度,自宅に帰ってきたとき,じっくり顔を覗き込んでみてください。おそらく目の輝きが変わってきていると思います。それは研究室の環境だけではありません。我々研究室に関わって頂いている行政,地域,企業などの大勢の方々と関りあいながら,人としての大切なことを学んでいるからこそだと思います。そして今どんな研究をしているか聞いてみてください。恥ずかしそうにふるまうかもしれませんが,思った以上に面白い研究やっています。そしてそんな大きなプロジェクトに関わっているの?なんていうこともあります。大きなプロジェクトだけが立派というわけでなく,関わる様々な人たちから信頼を得ながら研究に取り組んでいるという過程が大切だと思っています。安心して下さい。確実に成長しています。
これから子どもを預けたいと考えているご家族の皆様へ。
まずは本研究室のホームページをご覧ください。そして学生たちの表情を覗いてみてください。どの写真も良い表情をしています。卒業後は研究に夢中になってそのまま大学教員になったり,小学校,中学校,高校の教員にもなっています。または国家公務員になったり,地域に根付いた仕事に関わりたいと県庁や市役所に進む学生もいます。その他にも警察や消防に進む学生,メディア系に進む学生,企業や病院と,幅広く自分が希望する道に進んでいます。
卒論に取り組む際にも,まずは自分が将来どんな道に進みたいかを聞きながら,それを踏まえて研究テーマを絞ります。そして自分の武器となる知識や技術を身に着けて社会に羽ばたいてもらおうと思っています。
是非,相談があったら一歩踏み出す背中を押してあげてください。楽しくて頼もしい研究室の先輩たちが待っています。